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2017年05月10日

GW最後の夜のモノローグ 離脱作用と自律神経失調症との戦いの末


GW最後の夜、というかもう今年のGW休暇が終わり数時間後には仕事です。12:30に寝て2:30にはお手洗いで間が覚める。そして悲しいことに目も冴える・・・この9連休(途中で1日振替出勤をしましたが)のお決まりの生活リズムとなってしまった。加齢による更年期障害かもと思いながら。

今の気分に相応しいR・シュトラウス「カプリッチョ」から月光の音楽。

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このブログを読んで下さっている方は、「このブログの主は音楽を聴ける時間とお金がある人だなぁ」と思われているかもしれませんが、陰では鬱病か自律神経失調症との戦いからの脱却の記録でもあります。このブロ部を初めて約3年間が経ちます。転職による環境の激変(超多忙から暇というか管理を求められ椅子から動けない、電話からメール主体での仕事への変化、そのため人間関係に疲れる、特に上司)丁度今の会社で2度目の休職中から始まったのがきっかけです。

その時は外に出ると田舎なので「あれ?旦那さんの仕事は?」「最近ご主人の車が止まっている?」と思われるので、目が覚めてしまう夜中に脳裏に焼き付いている名盤・音そしてブックレットを頼りにブログを書く。昼は移動中に音楽を聴きながら遠くの公園に行き、芥川を片手に散策、その後漫画喫茶にいってブログの見直しという休職期間を過ごしていました。2度目の休職直近には自動車事故にも遭い、身体も心も疲弊しきっていました。最後は接骨院という繰り返し。


その状態を救ってくれたのは過去に聴いて脳裏に焼き付いている音楽と短編ながらも何度も味わって厭世観も感じながら読める芥川作品、そして心療内科の薬でした。休職期間はその薬が副作用なく身体に合うか、また徐々に薬を増やし効果が出るかの2か月間でした。まず一番困ったのは夜に眠れない(当時は尿意ではなく)、そのため昼に動けない・気分が滅入る。それをカバーするため睡眠薬とサインバルタという所謂抗鬱剤です。
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サインバルタという薬は痛み止めにもなるし、落ち込んで動けない身体・気持ちを前向きにする薬で最大60mg(3錠)まで飲むことができる。私は最悪の時には医者に内緒で最大量を飲みましたが基本は40mg(2錠)で何とか落ち着き、職場復帰し今に至ります。ただ文面を見てわかるように「気分がのらないのにのるようにして、気持ちを前向きにし身体を動かす・仕事をする」、無理無理して薬で身体を動かしているため夕方には通常の方の倍は身体と心が疲弊ししんどい、常に肩こりやどこかにむくみが出る。では夜眠れるかと言えば、「眠らないと明日の仕事に響く」と思うと眠れないので、薬で無理やり寝かす。で、昼が猛烈に眠い。何よりこの悪いサイクルと副作用をあまり理解してもらえないことが辛い・・・
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その身体に鞭打ち、紆余曲折ありながらも3年経ち、前回の正月休みと今回のGWで一番抜くと副作用が出るサインバルタを抜く戦いに挑んでいました。当然その間も減薬しており一番最小量(あまり効果が出ないと言われる20g)まで減らし、時には2日に一度くらいにする。減薬・断薬時の副作用は所謂シャンパリと言われる目を動かした時の嫌な不快感や耳鳴り、朝起きてみないとわからないドスンと急に来る動けないほどの疲労感、そして休薬日の夕方に来るめまいというか動くとふらっとする感覚。どれも外見ではわからない症状。しかし、通常の仕事は通常に出来てしまう、「それではと」部署移動したり負担を減らすために職種を変わったり社内協力も得ましたが、性格上どの仕事をしても「また迷惑をかけてしまう。頑張らなければ」と頑張り、結局仕事も責任もどこに行っても減らない、「来てくれて助かりました」とかいう言葉に騙され、なんだ仕事が集まってくるじゃないか・・・という繰り返し。

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救いの手を差し伸べたのは今の上司。言葉では言わないものの自分も罹患した経験があることから「調子が悪ければ午前だけでも休んでもいいからうちの部署に来い」という嬉しいオファーをいただいたのは精神的にかなり助かった。結局仕事も・責任も減らないものの、休んだ場合などしっかりと仕事をフォローして片づけてある。しかもこちらの「申し訳ないな」と思わせるギリギリの線で。この安心感・安堵感と信頼してくれる気持ちに応えるために、多量の薬の中でも副作用の強いサインバルタを切りたいと。

なんだかんだ言っても、職場や家庭の環境がこの病気にの一番のファクターである。仕事と身体の理解者がいて支えになってくれるというのは大きい。「病気に甘えるな」と言い放った前の上司・同僚に聞かせてやりたい。勝手に家庭のせいでは?と家庭面談まで持ち掛けてきたのには唖然・・

さて何度もチャレンジしましたが今回はのGWで目途はついたかなと。ようやく離脱症状の軽減化、耐えれる許容範囲内に来た。抗不安薬だけでめまいも少なくなり日中動けるし、「寝なくも何とかなるか。目が覚めたらブログでも一本書いて眠れれば寝るし」と割り切りも出来てきた。妻が起きてくる前に1階の掃除を猛ダッシュで片づける。こういう性格がいかんと思いながらも、昼に自然に疲れで眠れる。これは大きい。寝すぎると逆効果ですが、「遊べ」とうるさい子供が起こしに来る。「いびきがうるさい」と殴られもしますが。

長文疲れ、眠気が戻って来た。少し遅いがドビュッシーの「月の光」。

ところで副作用が収まったと思いきや、今一番困っているのは夜中のお手洗い回数か・・・寝る前に便器気味を直すためにもりもりスリムというハーブティーながらもほうじ茶的お茶を飲む。毎日のお通じ快適は気分並に大きく影響する。

そのためかはわからないものの、夜にお手洗いで2度3度目が覚める。睡眠薬の意味がない。これは加齢のせいか?病院に行っても血液検査に異常はない。ふむ―ということで、サプリメントでもないかと思ったら、いい時代であるんですね。

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ノコギリヤシ・・・ノコギリヤシとは、北アメリカに群生する植物のことで、主にその実は古くから男性の滋養強壮効果のある物として食用として用いられてきました。(中略)前立腺肥大予防の効果から頻尿などの老いから来るトラブルにも効果が見込めるものとして注目とのこと。

今、トイレで起きてるではないか・・・効いているの?よくわかりませんが病気では無い以上藁をも掴む思いで試しています。GW中にお手洗いに起こされず、しっかり6時過ぎまで寝れたのは2回ほどでした(笑)そのうちなんかなんかに効くでしょう。薄毛・体臭予防にも効果はあるそうなので。


さて、眠気が戻ってきました。IQOSを一本吸って(これが1番悪いのではとも思われるのですが)寝ます。夜半のカミングアウトでした。耳障りですみませんでした。
posted by 悩めるクラヲタ人 at 11:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワーグナー 楽劇「神々の黄昏」 カイルベルト/バイロイト祝祭管弦楽団 1955年ステレオライブ


なんて人は熱しやすく醒めやすいのでしょう。1955年でバイロイトのステレオライブがあると熱狂したのは今や昔。入手難にすらなりつつある。ショルティの指輪は未だに高音質化されるのに。
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ステレオ初期の実験的録音のためムラはありますが、ショルティのスタジオ録音より音は生々しいし、歌手がやはり素晴らしい。特に「神々の黄昏」は録音が安定しているし、カイルベルトの指揮も一番いい。

ワーグナー 楽劇「神々の黄昏」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン
アストリッド・ヴァルナイ
ヘルマン・ウーデ
ヨーゼフ・グラインドル、他
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
1955年 バイロイト音楽祭ライブ
録音 4.15点 演奏 4.55点



カイルベルトの指揮は質実剛毅。後年のベームのバイロイトライブみたいに金管がよく鳴り、多少耳につきますが凝縮しすぎず響きの中にも木質的な香りがあります。ベームほどオーケストラを縛り付けていない。またマイクの位置もあるのでしょうが、やはり蓋に覆われたピットで燻されて沸き上がってくる感じが大きい。

歌手は第2幕の人間模様の泥々した感じを声色だけで聴かせてしまう。いかにもワルなグラインドルやナイトリンガーの声。ヴイントガッセン、ヴァルナイの全盛期で最後までスタミナが切れない絶倫さ。邪魔な演出はいらない。これで十分。


指輪セット。ジークフリートは音質が劣る。

あぁ何故この実験録音を1956〜1958年にしなかったんだ!というたらればはありますが、レコード的にはカイルベルトの方がよかったとも思う。クナッパーツブッシュだとマイクに収まりきれないだろうし、歌手ともズレが大きく、アンサンブルに傷が多いですので。(しかし、総合感銘度はクナに軍配)

最近はティーレマンのバイロイト録音がよく発売されますが、まだまだ格が違うなぁと。なにより歌手が全然及ばない。

録音技術も技術的には進歩したが、「音楽的」に進歩したかは微妙。ピーター・アンドリューとゴードン・パリーの採算度外視の挑戦に感謝。

カイルベルト復権の代名詞的録音も一時的なもので消え去るのでしょうか?それとも現代人に4時間もかかるワーグナーの楽劇自体が時代に合わなくなってきたのか。

確かにゆっくり対訳見ながら耳を傾ける時間は私にもありませんので…「ニーベルングの指輪」もバイロイト以外では消え失せてしまわないか心配。22世紀に残るのは「ワルキューレ」第1幕とワルキューレの騎行だけ?

現代人には抜粋で十分なのかも。
posted by 悩めるクラヲタ人 at 08:36| Comment(0) | オペラ・声楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする