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2017年05月19日

レハール ワルツ「金と銀」 ケンペと隠れ名盤ガーディナーの録音


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すぐ書き足すのでまずは簡単に。ワルツと言えばヨハン・シュトラウス親子ですが、それに負けず劣らずというかその1曲でシュトラウスの作品群に勝るという曲にレハールのワルツ「金と銀」、あとオッフェンバックの「ホフマン物語」からの舟歌があります。

昔から「金と銀」に関しては、ルドルフ・ケンペとシュターツカペレ・ドレスデンの名盤が有名です。
レハール ワルツ「金と銀」
指揮:ルドルフ・ケンペ
シュターツカペレ・ドレスデン
1972年 スタジオ録音
録音 4.40点  演奏 4.60点


タワーレコードさんの独自企画でSACDもあります。
【SACDハイブリッド】金と銀〜ウィンナ・ワルツ・コンサート<タワーレコード限定>
2700円と少しお高い。

ハイレゾ配信はまだされてないので、貴重ではあります。

すぐに「燻し銀の名演」と言われますが、正統ドイツ伝統の音色で奏でられるワルツです。ケンペの指揮も見事ですが、この名盤はひとえにシュターツカペレ・ドレスデンの音色とルカ教会という優れた録音会場に依るところが大きい。レンジの広さや解像度などは現代の録音に劣りますが、アナログ的な音調の良さは捨てがたい。

へぇ、ウィーンpoとの録音もあるんですねぇ。ケンペの懐深い指揮も見事。軽音楽としてではなくしっかりと深々とした音でこの名ワルツを指揮しています。同盤に含まれる「こうもり」序曲も同傾向の名演。C・クライバーの演奏よりも個人的には好きです。

意外に知られていない名演として、あの人は今的な存在 ジョン・エリオット・ガーディナーとウィーンpoの関係が良好だった時期の録音があります。これもまたタワーレコードさんが独自企画で復活させてくれています。
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レハール ワルツ「金と銀」
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1999年 スタジオ録音
録音 4.55点  演奏 4.65点

レハール: 喜歌劇「メリー・ウィドウ」, ウィーンの夜会<タワーレコード限定>

発売された時は「誰がガーディナーのメリー・ウィドウなんて買うんだ?」と思った記憶があります。古楽器指揮者のイメージがまだ強い頃でしたから。

FMで流れるこの曲・この演奏を聴いて、「シュトラウスのどのワルツ?こんないい曲といい演奏誰だ?」と最後のナレーションまで聞けなかったので、無駄にボスコフスキーのLP・CDを買ってしまいましたが、よくよく調べたらガーディナーの演奏で、しかもレハールのワルツでした。今でもこのガーディナーの畢生と言ってもいいかもしれない名演奏です。


このフェドセーエフの演奏も面白い!オーケストラがウィーン交響楽団なのがいいですね。

また追記しますがとりあえずいい曲といい録音紹介まで。

・作曲家別の過去記事を探すにはこちらが便利
→ クラシックの名曲・名盤 作曲家別記事まとめ


posted by 悩めるクラヲタ人 at 20:13| Comment(0) | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ハイレゾ音源】チャイコフスキー 交響曲第4・5・6番 ムラヴィンスキー/レニングラードpo 1960年録音


e-onkyoサイトだと今ならこの名盤のハイレゾ音源(flac 96kHz/24bit)が1,400円でダウンロードできるとは。ぽちっとしてしまいました。多少は聴ける音質にはなったと思いますが。
今はセール終了で3800円。でも安いかな。
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ムラヴィンスキー チャイコフスキー3大交響曲ハイレゾ音源


チャイコフスキーの後期3大交響曲を代表するCDとして、おそらく全世界で高い評価を受けている名演奏だと思うのですが・・・エソテリックのSACDで購入もしましたが、正直「?」と思い続けているCDです。

これは第4番。

図書館でこの演奏の廉価LPを借り、聴いた時の衝撃は今でも忘れません。当時高校生だった私には、「早い!なんだこのアンサンブルの凄さは!」と、第4番終楽章や第6番「悲愴」の第3楽章を繰り返し聴いたものです。その後、大学生になりCDを買えるようになり棚の仲間入り。しかし、あの時の感動を得られることはありませんでした。確かに演奏は凄いのですが、評論家がいう「名録音」という言葉がどうも引っかかる。装置が悪いのか・・・


その後、一番好きな交響曲第4番の初期盤LPを入手し、少しはあの時の感動が蘇ってきました。そして、SHM‐CDへの買い替えを経て、エソテリックがSACD化すると聞いてすぐに入手。しかし、やはり満足ができませんでした。このエソテリックから発売されたSACD、ヤフオクでは凄い高値で取引されている。

例えば第4番の第3楽章などは聴いていて不満を感じないのですが、第1楽章や第4楽章では表現や弦のアンサンブルの凄さはわかるのですが、録音のため迫力が薄い。打楽器が低音も高音も潰れてしっかりとマイクが捉えていない。グランカッサ・シンバルの距離が遠く音もチープ。第5番第4楽章、第6番第3楽章などもそう。古い装置で聴いていた時の方が、いい演奏に思えていたことが何とも矛盾です。

これは第6番。



で何がいいたいの?ということですが、フルトヴェングラーのバイロイトの第9並にリマスタリングやSACD化するなど、より音が良くなったと謳われ再発売を繰り返されているのですが、結局満足感を得られるレベルに達することができない名演奏だなということです。どの本でも、レビューでも高評価。演奏に関しては私も同感。でもSACDにプレミア価格などがつくことを見ていると、私と同じようにどこかこの録音にもどかしさを感じていて、「もっといい音のはずだ」という期待値があり、それを求めているからSACDや初期LPを高値でも買おうとするのじゃないかと。

これは第5番。すべて SACDシングルレイヤー仕様て、CDプレーヤーでは再生不可。

正直、ムラヴィンスキーのチャイコフスキーの交響曲第4番の演奏ならば、その少し前の1957年のモノラル録音の方が迫力をよく捉えていてよく聴きます。
第3楽章

第4楽章


どうですか?

第5番であれば、ムラヴィンスキーのその後の録音でいいものがたくさんあります。個人的に好みなのは1982年録音。


第6番はムラヴィンスキーの演奏では後年のものではいいものがなく、フリッチャイやアーベントロート、最近のものであればものものしいですが激しく慟哭するバーンスタイン盤を聴きます。(第4番もバーンスタインかな)



名演であることは間違いないのですが、名録音か?といつも考えてしまう。今までのブログからでも、ムラヴィンスキー評価者であることは理解していただけると思いますので、誤解しないでください。評価の難しい演奏・CDだと思うのは、私だけなのでしょうか??

国内SHM‐SACDシングルレイヤー盤は聴いていませんが・・・レビューを見ていると・・本当に音変わってる?

こんなのもあります。しかし手を替え品を変え、同じ録音を何度繰り返しリマスター商売を繰り返すのか。



posted by 悩めるクラヲタ人 at 09:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 交響曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タワーレコードの独自性強化とHMVさんの変化について


週末モードで朝早く目が覚めてしまいた。メルには中途半端で、昨日と同じくルドルフ・ケンペのウィンナ・ワルツを朝からぼんやり聴いて書いています。その記事はすぐ書こうかと思いますが、ずっと最近気になっていることがあるので皆さんどう思われいるのかなと。

以前書いたように基本的にクラシックの最新リリースや特価販売などのニュースについては断然HMVさんの方が強い。スマートフォンでの閲覧性も良いので。ただ私のスマホがアンドロイドだからなのか、最近HMVの詳細記事を読もうとすると、上手くスライドが行かないという不可思議な現象も。過去記事は↓
・クラシックCD 今時の賢い買い方? AMAZON?HMV?それともタワレコ?

昨日ヤフトピでニュースを見ていたら、
サード・アルバム記念発売 乃木坂46×TOWER RECORDS コラボ決定!

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詳細はリンク貼ってありますのでどうぞ。「フラゲ日より全店が「乃木坂46推しメン店」として、それぞれの「推しメン幟(のぼり)」を、タワーレコード・オリジナルのB2ポスターとともに店頭に掲出します。」が凄い。店舗久しぶりに行こうかなと(笑)正直、熱が冷めてサードアルバムは・・と思っていましたが、CMで流れるアルバム曲の良さも感じ、やっぱり買おうかなと思ってしまうニュースでしたね。しかもわざわざ店頭で。
生まれてから初めて見た夢 [CD+DVD+豪華フォトブックレット]<初回生産限定盤>

ただどうしても運営さんの売り方(複数タイプあって特典だけでなく、収録曲まで違う)にはむぅと不満がありますが。

いきなりドン。各社知恵を絞って売りにきます。AMAZONでも必至。プライム会員だと前日到着という強みも・

タワーレコードさんは未だに新品と店舗での販売にこだわっているなと感心しきり。最近の記事を見ている方はお気づきかもしれませんが、少しタワーさん応援寄りになっています。それは先ほどのHMVさんの中古販売強化と違い、「タワレコでしか買えないもの」を鮮明に打ち出してきてくれるところに好感が持てるからです。在庫特価みたいなことはあまりしてくれません(店頭では別)が、価格もポイントなどを考えるとHMVさんとほぼ同等。やはりタワーレコード限定企画が面白くて強いからです。

クラシックに関しては TOWER RECORDS Collection PlatinumのSACD化よりも、過去の名盤を蘇らせてくれるTOWER RECORDS VINTAGE COLLECTIONの方が嬉しいのですが・・・最新リマスター ルビジウム・カッティング仕様、オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)などLP時代から愛着のある音盤を思い出させてくれる名企画です。タワレコさんの「店にも来て!新品CDを買って!」というそれこそ「NO LIFE・NO MUSIC」の想いが伝わってきます。
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逆に気になるのはHMVさんのBOOKOFF化。最近はかなり中古に力を入れているみたいですね。ニュース記事だと見にくいですが、商品の個別記事に行けば中古の有無がわかります。ニュースでもBOOKOFFの苦戦がわかりますが、HMVさんも?と思う程「本日の中古最新情報」がクラシックトピック欄に1日に2件は入ってきます。もうHMVさんも「最近のお客さんは安ければAMAZONで中古を買われちゃう。お客様も昔より新品にこだわりは無いのだろう」と時代を読み変化したのでしょう。実際私もそういう面は昔に比べありますね。

因みにクラシックのCDを昨年後半にかなりHMVさんに買っていただきましたが、売り手にとってはかなり目利きがいい買取をしてくれるので嬉しい。近くの中古屋さんやましてやBOOKOFF7さんに売ったら10,000円位だろうなと思っていたら、期待の約2.5倍〜3倍で買い取ってくれました。流石に定価以上では引き取ってはくれませんが、廃盤で貴重なものはいい金額を提示してくれる、段ボールも送ってくれるしかなり助かりました。一例を挙げると廉価レーベル ナクソスの戦前録音のセラフィンのヴェルディ レクイエム。購入はナクソスですから2枚組で当然1,500円位だったかな。

これではなく

ジーリのIngemisco(我は嘆く)は未だにこれを凌ぐ演奏は無い。

この板起こし音がいい。生々しい。

普通に考えたら良くて100円、下手すれば「1円です」「こちらはお引き取りできません」と店頭で言われる代物ナクソスですが、今やその入手困難さも考慮に入れてくれているのか定価半額以上の値がついてて驚きました。よほどの貴重なCD以外なら、ヤフオクで売るよりもHMVさんに買ってもらったほうがいいです。ましてやBOOKOFFさんにはもう・・・流石にタワレコ限定商品はHMVさんに買ってもらうのは失礼だと思って、最近のJ-POPのCDと共にBOOKOFFに持って言ったら案の定・・・乃木坂もそんな値段でかとお札1枚にもならなかったです。で、買い物して赤字(笑)

あぁ長くなってケンペの「金と銀」について書く時間が・・・これもタワレコさんがSACDで発売していることを昨日知って驚き。このアルバムだけは、ジャケットが昔から常に変わらないですね。
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【SACDハイブリッド】金と銀〜ウィンナ・ワルツ・コンサート<タワーレコード限定>
うーん買ってしまおうかと。ちょっと値段がSACDだと少し高くて。でも多分今日乃木坂のサードアルバムと一緒にネットですがカートに入れそうな気がする。乃木坂のCDを流石に店頭で買うのは恥ずかしいですし・・・

その乃木坂ニュースのヤフトピ コメは批判的コメントがちらほら見られましたが、新品CDを「店頭で」販売するというタワレコさんの強い矜持が感じられ、思わず「タワーレコードさん、頑張れ!」と思う朝でした。


長文になってすみません。ケンペについて書けるかな・・・

これ凄い動画です。「燻し銀」なんて言われるケンペの概念を覆す。

posted by 悩めるクラヲタ人 at 06:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする