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2017年08月06日

ラヴェル 「ボレロ」 ムーティ/フィラデルフィア管弦楽団 1982年録音


ボレロの演奏で忘れられない映像があります。ウィーン・フィルの125周年記念演奏会をムーティが指揮したのものです。最後のクライマックス部分でウィーン・フィルをここまで鳴らすか!という位、少しリタルダンドをかけホルンを強奏させていて面白かったです。

その演奏会の映像は、LDでは発売されたのですが、何故かDVD化はまだ。同日に演奏されたメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」やシューベルト「未完成」も名演だったので今もDVD化を期待しています。
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ムーティ得意の振り終わりのポーズですねぇ。

で、この映像。レーザーディスクでは発売されたのですが、何故かDVD化されないウィーンpoの125周年記念コンサート。

時は経て、シカゴ交響楽団との「ボレロ」がSACDで発売されるニュースが流れました。すぐ予約しましたが、発売がNGになったらしく、お蔵入り。ではと、廉価だったのでフィラデルフィア管弦楽団と演奏したCDを購入したというのが行き着いた先。

ラヴェル 「ボレロ」
指揮:リッカルド・ムーティ
フィラデルフィア管弦楽団
1982年 スタジオ録音
録音 4.25点  演奏 4.40点




オーマンディ・トーンが抜け、オーケストラがムーティの音に変わっています。若気の至り(とイタリー)的な迫力満点の快演です。ブラスをやはり強調して鳴らしています。この頃のムーティの録音は、結構金属的な音作りで余計に耳あたりが強く感じます(エンジニアのせいです)。

先のウィーン・フィルとの演奏から落ち着きを少し削り、ウィーンの音色を消したらこのCDの演奏になります。ほぼ同時期に録音されたアバドの演奏よりもこちらのほうがよいと思うのですが、評論家筋の評価は芳しくないようで。1980年前後では他のコンビよりもムーティ=ラヴェルでは、確かにいいイメージが沸かない・・・デュトワ盤も出てきていた頃ですし。

その頃のフィラデルフィア管弦楽団との映像も見つけたのですが、ライブの方がいいです。


最後の雪崩落ちがちょっと雑ですが。ムーティのEMI録音チームは、当時のムーティの長所でもあり短所でもあった部分を強調しすぎたような気がします。その為、なんでもかんでも当時はアバドの方が評価が高く、「ローマ三部作」以外のフィラデルフィア録音は無視されていました。

このコンビのラヴェル録音は、アバドとロンドン交響楽団のラヴェル録音(例のボレロでは楽団員の”興奮で自然と沸き上がった絶唱”が聴こえるという謳い文句)より好きです。

こちらはムーティとフィラデルフィアのラヴェルをまとめた廉価盤。

是非お蔵入りになったSACDのシカゴ交響楽団との演奏を聴いてみたいものです。

ラベル:ムーティ
posted by 悩めるクラヲタ人 at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 管弦楽曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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