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2017年10月15日

名SACDプレーヤー ONKYO C-s5vl 2代目購入

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SACDを聴くSACDプレーヤーを探していたのですが、ONKYOのC-s5vlが販売停止になりずいぶんと選択肢がなくなってしまいました。当然、高額なプレーヤーを探せば対象となる機器はあるわけですが、以前はエントリー価格帯でもSACDに対応していたものがこれで無くなります。

そこで慌てて再度AMAZONにてONKYOのC-s5vlを購入することになりました。サブシステムに使っていますので、メインシステム(アンプは以前紹介したSONYの名機 TA-F555ESA)に組み込みです。後継機種も発売しない模様。

高くなりましたね。癖の無い音が持ち味でCDとSACDの違いもしっかりと表現してくれる逸品です。低音域にメーカーの癖が無いので、録音の悪いCDでもそれなりの音で鳴らしてくれます。デジタルフィルターで遊べますし。

この次の価格帯で探すとオーディオ雑誌でも評価の高いDENONとなります。

こうなるとちょっと高い。しかも個人的にDENONは少し苦手。アフターメンテナンスも含めて。ONKYOさんのアフターメンテはアンプでお世話になりましたが、すごく対応がよかったです。

ONKYOでSACD対応というとこの機種が販売中止になったので無いのです。他社商品もいろいろ調べましたが、減ってきています。折角SACDが増えてきたのに(まぁクラシックに限るのですが)非常に残念です。その代わりに台頭してきているのが、USB対応でハイレゾ対応のCDプレーヤーとアンプ。いよいよ家庭用オーディオもダウンロード時代になってきたという感じがします。このブログの趣旨からすると非常に悲しいです。

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「次元が違う!」SONYが言うな!カラヤンとCDの規格を決めたの誰?

ウォークマンなど携帯プレーヤーも最近はハイレゾブームで、大手家電量販店に行くと驚くようなスペースを携帯プレーヤーとイヤホンに割いています。その片隅にホームオーディオが・・・そもそも電車の中など騒音に囲まれた環境で、ハイレゾの恩恵が受けられるのでしょうか?考えが古いですかね。自宅のオーディオでSACDの本領を体感するのには、再生機器(ケーブルも含めて)にこだわり、かなりの集中力を要しなければいけない。音量もそれなりに大きくしないとわからない、モスキート音も聞こえない駄耳の持ち主の私にはちょっと理解しにくい電機メーカーの売り方です。





家で音楽をゆったりと楽しむ時間も現代人には無くなってきたということか。かく言う私も車通勤や仕事の移動の車中で聴く時間のほうが圧倒的に多いのですが。カーオーディオもCDで無くても音楽は聴ける時代(i-pod接続やSDカード)ですから仕方ないのでしょうか?オーディオ的にもCDという回転させるフォーマットよりも、データ読み取りフォーマットのほうが振動という最大の敵を無くせるのでメリットもあるかもしれません。

しかしアナログ時代から生きている人間にとってはなんとも物悲しい時代です。CDをトレーに乗せるということすら無くなっていくとは。昔は音楽を聴くときには水平バランスをとってクリーナーをかけ、埃をとって安定回転を待つなんて儀式がありましたが、最近は「CDのトレーの動き、読み取りにかかる時間が遅い!」というだけで不満レビューになる。10秒くらい待ちましょう・・・

音楽を聴くのに一番必要なことは時間の余裕だと思うのですが、思えば学生のときに比べゆっくりとオーディオと対峙する時間は減ってきている。10秒すら惜しい気持ちもわからないではない。書いていて嫌な気持ちになってきた記事ですが、家庭用機器にも力を入れましょう、各メーカーさん。エントリー機器に注力しないとますますオーディオに興味を持つ人が減ってしまうし、それこそ高級機器なんてもっと売れなくなるのですから。

posted by 悩めるクラヲタ人 at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

お薦めで今が買い時 ONKYOの3WAY スピーカー D-509E


AMAZONでももう底値になってきている様子。安定供給もされてきて、本当に息の長いスピーカーです。

我が家の自慢の一品。
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でかいです。スペーサーもついている。自分の部屋にどっしり鎮座している。

型落ちするとも噂され、品薄時は1台50000円を越えるほどのぷちプレミア価格でしたが、また値下がりしてきて、今は30000円台。生産終了の噂も消えました。でも、それなりの価格にもかかわらず、価格COMのスピーカー部門では1位・2位の位置に返り咲いている。レビューも増えてきて、評価はすこぶる良い。
ネガキャンされる位になってました。

さてその音ですが当家の前機BOSE 55WERのスピーカーとまるで違う。BOSEは愉しく聴かせてくれるのですが、レンジはそこまで広くない。強烈なシンバルとかはまろやかでした。すっかりエージングも進んだD-509Eの高音は透き通るようにすっと上まで伸びていきます。また余韻・残響が綺麗に残ります。


今は寝る時にこのCDをかけて寝ます。本当に綺麗な清流と自然に囲まれて寝ているみたい。高音が透き通る…

アンプは古いSONYのTA-F555ESAなのでハイレゾ仕様ではありませんが、へぇちゃんとこんな上の音まで出していたのかと驚き。3WAYスピーカーの強みとクロスオーバーがいいのか声もはっきりと前に出てきて艶がある。ソプラノはキンキンせずに気持ちよく伸びやかに歌う。SACDの威力もこのスピーカーになってより感じ取れるようになりました。



分解能もすこぶる高い。マッケラス/ウィーンpoのヤナーチェクのシンフォニエッタでは細かい楽器の重なり合っている部分も明確に表現する。この曲ではピッコロの高音が際立つ部分があるのですがうるさくならず音楽的に鳴らしてくれました。

この曲も演奏・録音が素晴らしい名盤、マイカーのオーディオでは「ちょっと耳につくし、スピーカーのピークまで達しているな・・・」と思っていたのですが、流石はハイレゾ対応ツィーターで鳴らし切ります。屋久島の水流音や小鳥の囀りの自然な音の表現もスピーカーの存在を忘れさせてくれる。

音の輪郭もしっかりとしており、ちょっとはっきりし過ぎでは?と思う位。ですが、最近の残響を多く取り入れた録音や古いEMI録音だとぼやけた部分をシャープにしてくれ、オン気味の録音(昔のDECCAサウンドみたいな)が好きな私にはありがたい。クリュイタンスBOXには最適。

問題は低音の調整。低音の量感は非常に多い。サブシステムのD-212EXはブックシェルフで前にバスレフポートがあるので背面の空間をあまりとらずに済んだ。久しぶりに背面にバスレフポート(しかもかなりでかい)があるD-509E。設置する場所が限られており、10cm位しか空間がとれない。最初鳴らした時には「この量感は…中高音をちょっと邪魔してしまう・・・」と思いました。スケールはかなり大きく表現してくれますが。

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これ・・・口をあんぐりとしているような。

それをわかっているのか付属品にバスレフポートを埋めるスポンジがあります。低音が出なくなるかなと埋めるかどうか悩みましたが、結果としてはこれだけのスペースしか取れない場合は埋める方が正解。埋めても十分に低音が出ている。当然量感は減りますが、それでも十分な低音は鳴っている。

それくらいの方が、指揮者の微細な唸り声や指揮台を踏み鳴らす音、ピアニストのペダリングの音やオーケストラが譜面をめくる音もリアルに表現します。

まだ試していないですがバイワイヤリング対応。今のアンプでも出来ますが面倒なのと、今の音で十分なのでとりあえずそのまま。

ベルデンのケーブル位で。今年の年末にはと考えているのですが。

CDやアナログのフルトヴェングラーはもちろん、ラトルとベルリンpoのベートーヴェン ハイレゾ音源までしっかり鳴らしきります。早く子供が大きくなり、1階のリビングに持っていきたい…まだだいぶ先になりそう。

モデルチェンジしてもそれほど仕様が変わるとは思えないので、今の価格でもまだお買い得でしょう。定価1本 80,000円ですから。



posted by 悩めるクラヲタ人 at 07:22| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

バブル期の遺産 名器SONYプリメインアンプ TA-F555ESA


主にリビングのサブシステムで音楽を夜に聴いております。予想外の子供が出来たことで、またしばらくはメインシステムで聴く時間が限られていますが…

私の部屋7畳、メインシステムの真ん中に鎮座しているアンプは、ソニーがまだ元気だったころの1991年に発売されたプリメインアンプ TA-F555ESAです。すでに25年前のものですが、修理業者に出しオーバーホールしました。それなりの金額しましたが、青春時代の夢を取り戻すためならと。
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少し時代を感じさせるデザインですが、高級感は健在。

高校時代にFMfan(古い雑誌ですね)のオーディオコーナーで、長岡鉄夫氏が各機器のレビューを連載していました。金の無い高校生は、如何に安価でいい音を手に入れるか、そしていつか高級機器を手に入れる日を夢見て読みふけっていました。当時はSONYとSUNSUIのアンプが2大勢力でした。音的にもまた価格的にも安い価格帯も発売していたソニー派でした。上記アンプの後継機種でTA-F222ESJ(50,000円位)を購入し、その重さと音の鋭さに酔っていました。そしていつかは上位機種の333シリーズ(80,000円位)か555シリーズ(150,000円位)をと狙っていました。

時代は流れ買える年齢になったのですが、悲しいかなオーディオブームも去り電機メーカーは全て元気が無くなっていました。ONKYOとDENON・MARANZ位しか生き残っていない。ふと昔に羨望の眼差しで見ていた名器をネットで検索すると、オークションで出ていました。価格も年代物なのでかなり安い。すぐに金額を入れポチっと・・・しかし同じ考えの人は多いようで。

しかし狙った獲物 TAF-555ESAをまぁ何とか手に入れましたが、ボリュームにガリがあったり、スピーカーのリレーが劣化していたりだったので、同系列ジャンク品をオークションで落とし、勉強も少しした上で内部清掃・再ハンダ・部品入れ替え・リレー交換(部品はソニーでまだ買えた!)をし、まともに鳴らせる状態になりました。

あぁ、高校生時代の夢やっと叶えり。期待通りの素晴らしい音です。フォノイコも今のおまけでついてるのとは違います。重さは25kg・・・。こんなアンプ今作ったらいくらになるんでしょう?
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見ての通り中はしっかり詰まっている。重さの半分以上は電源トランス。開けてびっくりですよ。



今回プロにオーバーホールを依頼して、気になっていた微小ノイズも消え完全復活。SN比が明確に良くなりました。今のアンプには出せない音楽的表現の良さを改めて感じています。レンジの広さは今のアンプに負けていますが、音に何とも言えない暖かみがあります。オーディオブームの中、他社を打ち負かすために技術者が心血注いで作った思いが伝わってきます。これこそMADE IN JAPAN。下位機種よりも細かな点に配慮し、パーツを若干良くした程度なのですが音楽的表現力に差があります。当時の技術者は腕も耳も確かでした。
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今の機種に比べるとパワーは凄いです。まぁスペックは単なる基準でしかありませんが。

ソニーのアンプの特徴はハイスピードでクリアな音。スピーカーは、アンプ復活とともに新調。
パワフルでありながら、解像度も高く清冽な音をだすアンプと惚れ直し。

誰も家にいないのを確認して、ヤマカズさんのローマ三部作を大きめの音で聴くと唸り声とともに?


誰もいないはずなのに、階下?からどんどんと音がしたような…あれ?嫁さんいたかと思い、ボリュームを絞ると静かに。車無いのでやはりいない。再度ボリュームを上げるとやはりどんどんと音楽に合わない音が聞こえる。ちなみに「ローマの祭」の最後の主顕祭の部分です。

こいつを余裕で鳴らしきる。
なんのことはない、ヤマカズさんが指揮台を跳びはねている音(笑)これは小音量や小さいシステムでは聞こえない、鳴らない。流石です。

まだまだ長く付き合って行きたいソニーの名器です。ハイレゾ音源には対応出来ないですが、失われた何かを考えさせてくれるわが家の骨董品でもあります。

posted by 悩めるクラヲタ人 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする