中高年の健康管理には「サントリー健康食品オンラインショップ」

2018年05月20日

ブラームス 交響曲第3番 クナッパーツブッシュ/ベルリン・フィル 1950年録音


20160814204414000.jpg

最近は個性的な演奏がなくつまらないなぁと刺激を求める方にぜひ。
些事に拘らない豪放磊落な演奏を。驚天動地、ブラームスのイメージが180度変わる演奏を。

ブラームス 交響曲第3番
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1950年11月 放送用録音?

録音 3.30点 演奏 4.60点



私が所持しているのは古いシャコンヌ盤。
th46YZAUCY.jpg


第一楽章だけでも耳を傾けてください。ブラームスの交響曲の中で叙情的で憂愁漂う曲といわれているのですが・・・そんなイメージは最初のホルンの強奏で轟沈されます。これが第4楽章まで続きます。終始のたうち回っていて、聴き手を引き摺り回す演奏です

録音は悪いですが、年代相応。マイクに入りきれないfff。普通はふっくらとはじまり、有名な第3楽章など思慕の念を込めて演奏されるのですが、楽章終盤はチェロを思いっきり強く弾かせ慟哭にさせています。常識と真逆。はっきり言って異端です。





どのように楽譜を読めばこのように解釈できるのか、凡人には理解不能ですが圧倒的な名演に間違いありません。デモーニッシュすぎて、これがブラームスに相応しい演奏かと言われれば悩んでしまいますが・・・クナッパーツブッシュはこの曲を得意としており、録音も数多く残っていますが概ね解釈・演奏スタイルは同じです。

個人的にはウィーン・フィルとの1955年ライブ録音が好きです。カーゾンとのピアノ協奏曲はミスタッチ連発の信じられない演奏ですが。当日のコンサートがすべて収録されているオルフェオ盤は買ってはいけません。

クラウス&アイヒンガーが音源をぶち壊しています。でもメモリーズが最近廉価で出してくれました。

音割れはあるものの、低音など迫力はこちらの方が上回る。

クナッパーツブッシュのブラームスの交響曲は第2番と第4番の録音も残っています。どちらもまた個性的名演なので、ご紹介できればと思います。第3交響曲程ではないですが、特濃な仕上げです。

普通に最近の録音なら私はジュリーニかザンデルリンクでしょうか。

それでも古いと言われそう。第3番に関しては早めの演奏は受け付けない。ロマン派ロマン派な曲なのでこってりでないと物足りない。


しかしワルターの演奏でブラームスに馴れた耳には、どろどろとしてデモーニッシュなクナッパーツブッシュの演奏は「こんなのブラームスじゃない!」と怒るかもしれません。でもブラームスは元来ネクラな人で音楽もそうですから。
posted by 悩めるクラヲタ人 at 19:55| Comment(0) | ブラームスの交響曲名盤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする