長年使用していた自室のオーディオシステムを刷新しました。とはいえ一気に買い替えたわけではなく、コロナ禍中にCDプレーヤーから始まりアナログプレーヤー、プリメインアンプ、最後にフォノイコライザーを追加という流れで時間をかけて入替をしていきました。大きな要因は年代物だったアナログプレーヤー(MICRO製)とプリメインアンプ(SONY製)の不具合によるものでした。
スタートは2台所有していたONKYOのCDプレーヤーの1台の機嫌がたまに悪い。音の硬さも気になり始め、MarantzのCDプレーヤーに1台を買い替え。検討時には人気機種でなかなかAMAZONでも在庫が確保されない状況でした。そんな中価格comで在庫があるところを見つけ、即購入。USBも刺せるしこれは便利で、音もONKYOの刺さる高音域と違い雰囲気をまとった美音の高音域。SACD対応ではないものの、落ち着いて聴ける逸品だと思います。
一応SACD用としてONKYO C-5vlはいますが、滅多に出番はありません。CDのポテンシャルでかなり満足しています。一時期ほどSACD最高!、やはりハイレゾとは思わなくなりました。それよりもマスターテープの劣化問題やリマスタリング手法の方が音への影響は大きいと思う今日この頃。
次に回転数調整が安定しなくなったアナログプレーヤー。微調整しても微妙に回転がふらふらする。アナログを聴いていると落ち着くどころかいらいらしてきてしまう始末でこちらも買い替えを。ベルトドライブで手ごろなものが無いかということでTEACのTN-3Bに決定。MICROのSOLID-5はヤフオクで売却。綺麗な天板で美しい。少しピッチが高いような気もしますが、回転数が安定するという当たり前の機能が嬉しい。私はMMのフォノイコ内蔵。
少し落ち着いたと思っていると、SONYのTA-F555ESAが機嫌を損ね始める。6年前にオーバーホールしたものの、基盤の接触不良か立ち上がりに片側のチャンネルの音がぶつぶつと切れる。こちらもストレスを感じ始め最初はヤマハのアンプをと思っていたのをAMAZONを物色している中でMarantz PM8006に変更。定価150,000位が終売間近なのか半値近くまで下がっていた、またアンプにはDACは不要でUSB差し無しにしその分アンプ部分にしっかりと手をかけている準アナログアンプというのも決め手に。
この下級グレードもサブとして持っています。そちらは美音ながら少し音が軽い印象。それにスケール感と解像度を高めた印象。バブル時代のごりごりとした低音は無いものの、スッキリと伸びの良いサウンドは聴き疲れしない。長く付き合っていけそうです。
アンプ交換に伴いメインのONKYOスピーカー D-509Eに加え、就寝時の小音量用として間に眠っていたこれまたONKYOのE-212EXを挟む形で復活させました。J-POP、特にZARDなど90年代を席巻したBeing系のCDはE-212EXの方が声の輪郭とリアリティが増してちょうどいい。90年代にこの音質で聴きたかった。
スケール感はあるが少し繊細さに欠ける部分も。
逆にスケール感は無いが小気味よく歯切れがいい。どちらも今は無きONKYO製。
最後に問題が。PM8006のフォノイコライザーはMM対応のみ。555ESAはMCにも対応してました。さすがアナログ最終期の逸品。昇圧トランスは高いし・・・と物色している中でMM・MC対応の廉価フォノイコライザーを見つける。真空管?というのも面白そうで。Nobsound T4 PLU。1万円程度だし、DAPのイヤホン端子からの入力受けもできるため、プリアンプとしても使える。逆にPM8006のパワーダイレクト入力もこれなら使える。これは遊べるということで即決。
これでMCカートリッジも使える。音もアンプにおまけでついているフォノイコよりも好ましくアナログライクな音色。しかしどちらかというとDAPをつないで音を鳴らすことの方が多いです。DAPの音の硬さが真空管のおかげか幾分柔らかになります。輪郭が若干いい意味で甘くなり、アナログライクな音になります。プリメインのパワーダイレクトのおかげか音の鮮度も高く感じられる。DAPは古い古いパイオニア製
未だに新品の取り扱いがあるみたい。ずいぶんお高くなっています。これも元はONKYOベースの製品だそうです。
全体的にONKYOの解像度は高いがエッジの効きすぎた音を、Marantzなどで柔らかくするという不思議な組み合わせになっています。以前のSONY主体の馬力で押し出す系の音から、ポンと反応よく臨場感も醸し出すシステムにガラッと変わりました。うん百万も出さずともそれなりに心地よく遊べるシステムになったなぁと思います。
あと残りの人生を少しでも彩ってくれればなぁと。でも多分CDプレーヤーだけは経年劣化が早いので不具合が出てしまうのだろうな。


