2024年08月25日

ZARDの初期アルバムのオリジナルCDを買い漁る

気づけばZARDも結成されて30年以上経ち、また坂井泉水さんが亡くなられてから17年。時が経つのは早いもの。ただZARDの音楽は未だに聴き継がれていることは凄いことです。なお新規のファンまで獲得し続けていることには本当に驚かされます。

さてこの夏休み、大学時代以来ZARDのCDを聴きまくった1週間でした。25周年リマスターをハイレゾでちょくちょく聴いていたものの、そこに含まれていない曲、例えば「遠い日のノスタルジア」とかをしっかり聴きたいとAMAZONで初期アルバム「HOLD ME」を購入。こんなにいいアルバムだったかと、その他「揺れる想い」「永遠」「Good-bye My Loneliness」と追加購入し、ベストに含まれない曲を新曲を聴くかの如く聴いておりました。中古であれば安いですから。

2ndの「もう探さない」は昔から相性が悪いのといい曲が無いのでパス、ここが一番の迷走期ではないかと。また1st「Good-bye My Loneliness」は音作りが古い・ZARDの方向性がまだ確固としていない印象で表題曲以外はあまりでした。ちなみに「TODAY IS ANOTHER DAY」「Forever You」「OH MY LOVE」をすでに所有済でいわゆる黄金期のアルバムは全て所持する形となってしまいました。
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この中では一番ベストに拾われないアルバム名曲が含まれる「HOLD ME」が一番良かった。「遠い日の〜」はもちろんこと、「好きなように踊りたいの」「So Together」「愛は眠っている」等今聴くと新鮮。坂井さんの力瘤入れて歌唱するのもいい。元々私はZARDの曲でも「眠り」「Good Day」等一生懸命系の曲が好きな傾向にあります。シングル曲以外でもいい曲がたくさんあることをこの夏痛感。

で、そんな中古CDを聴く中で思ったのが、オリジナルCDの方が音が良いのではないか?ということ。大学生時代はなかなかうまく鳴らせなかったCDが、ハイレゾのベスト音源よりも元気よく聴こえる。25周年リマスタリングは声とバックのバランス、また時代ごとの音質差ができるだけ無くなるように調整されているようで、良くも悪くも「均されていいる」。
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揺れる想い → https://amzn.to/3X38LvI
当時長野に住んでいて売れすぎてて発売後1週間手に入らなかった。まぁマガジンの発売日も一日ずれの時代でした。

オリジナルCDは初期CDはBeingの音作りが強く、ドラム・シンバルなどの音がスピーカーの奥へと鳴る傾向がある。80年代の歌謡曲CDはこの傾向が強い。90年代後半になるとその傾向は弱まり直接音的な傾向が強まる。坂井泉水さんの声も曲のよって前に出たり埋もれたりと少しバランスは悪い。ベスト収録曲でもイントロ処理や一部アレンジが違う?というものもあると気づきました。

しかし、リマスタリング音源に比べ、中高音の声に厚さと温もりが感じられる。少しのノスタルジックになっているのかもしれません。大学時代に比べうまく鳴らせるシステムになったことも一因かもしれません。30周年の時にはすべてのアルバムをリマスタリングして再発売されてますがそちらは未聴。
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「永遠」はリマスタリングされてもどうも後半が歪っぽく聴こえる。

恐らくe-onkyoにて配信されたリマスタリング音源の傾向と同じでしょう。坂井さん自身がOKを出した音のCDをと望むならば安いし、90年代のオリジナル版を探してもいいのではと思います。当時はほぼほぼミリオンヒットしているので安くてきれいな状態のものがBOOK OFFでも多く置いてあります。

youtubeでも久しぶりに結構見ました。
今見ても本当にお綺麗。フルトヴェングラーのバイロイトの第9とどちらが長く生き続けるだろうと思うJ−POPの金字塔のCD達です。この夏の結果、35周年・40周年とリマスタリングされても、もう買わないなと思いました。
※アマゾンリンクは全てオリジナルCD版の方になっています。

posted by 悩めるクラヲタ人 at 12:07| J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月19日

KANさんを偲んで

シンガーソングライターのKANさんが亡くなられました。珍しい癌で闘病中とは聞いていましたが、あまりにも突然で残念な気持ちになりました。KAN=「愛は勝つ」というイメージが強く、その後は?と思われている印象があります。今回なぜかこの知らせを聞いてyoutubeなどでKANさんの足跡や曲を聴き続けています。その懐の深さと活躍の幅広さに改めて驚かされました。

やまだかつてないTVのKANさんそのままに、生涯エンターテイナーであり真のシンガーソングライターであり続けた方でした。少しでもその活動を知っていただければと個人的にお勧めする3曲をご紹介できればと。根っからのKANさんファンには「もっといい曲ある」といわれることを承知で。

1 「愛は勝つ」
言わずもがなの名曲。

AMAZONでみると軒並みアルバムが入手難のようですね。

震災やコロナ禍の中、どれだけの人がこの歌に励まされたのでしょうか?

2 「言えずのI LOVE YOU」
80年代の音作りが懐かしい。「あのね、うんとね」というフレーズを聴けば、誰もが甘酸っぱく懐かしい感覚が蘇ることでしょう。最後の「スキー(好き)が苦手なんだよ」と消えゆくように終わっていくのが、何とも言えなくお洒落。

ご本人も「愛は勝つ」よりこっちを聴いて欲しいと思っていたようで。

KANさんのベストにこの2曲は必ず入る曲です。


3 「カサナルキセキ」 秦基博さんとの共作
2020年発売 「23歳」というKANさんアルバムに「キセキ」という曲が入っています。一方、秦基博さんの「泣き笑いのエピソード」というアルバムに「カサナル」という曲が収録されています。イントロを聴いてわかるように曲想が似ています。当然メロディライン・歌詞が違うのですが、同時に流すと「カサナルキセキ」という楽曲になる奇跡のような楽曲です。

個々の曲でも名曲でありながら、重なり合うことでそれが倍化します。個人的にはこの発想も含めてKANさんの最高傑作としてもいいのではないかと思います。発想力と音楽性の高さが光ります。ものすごい労力がかかったはずです。
まず秦さんの「カサナル」

KANさんの「キセキ」

そしてお二人の「カサナルキセキ」。ぜひ謝罪会見含めてご覧ください。最後に「重なる奇跡をずっと」という歌詞で見事に重なり合うところは鳥肌が立ちます。



その他。プロデューサーとして、スキマスイッチの「回奏パズル」。スキマスイッチの既出曲を聴きまっくって、その要素を1曲にまとめ上げるという芸当が聴けます。「奏」が強めです。

最後にふざけて最高にPOPなKANさん。ハロプロのアイドルグループ Juice=Juiceに提供した「ポップミュージック」のセルフカバー。懐かしくて適度にふざけた歌詞と音楽作りが絶妙です。KANさんのダンスも愉しい。


少しでも多くの方にKANさんの音楽が届き、胸に残りますようにと書かせていただきました。

posted by 悩めるクラヲタ人 at 18:06| J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月20日

聴いておきたいDEENの楽曲ベスト5


40代の人ならおそらく知っているであろう元Being系バンド DEEN。今日ふとヤフトピを眺めていたらボーカルの池森秀一さんのインタビューが紹介されていて、どうにも今の人にも、このブログを知っていくださっている人にも紹介したいという衝動に駆られてしまいました。デビューが1993年で私が大学に入学したとき、同時期にZARDやWANDSも活躍しだした頃です。

1990年代のJ-POPといえば小室旋風が未だに語り継がれていますが、そのちょっと前はBeing旋風が巻き起こっていていわゆるバンドサウンドブーム。B'sを筆頭にBeingというレコード会社から雨後の筍のようにアルファベット名のバンドが次から次に現れ、ミリオンヒットを叩き出しては消えてゆく、そしてそんなに売れていてもテレビには出ないというスタンスで存在自体が謎のまま表舞台からいなくなるという不思議なブームでした。ZARDもライブをやったのは2004年4で「負けないで」のヒットから10年後にようやくまともに生で歌う姿が見れた位です。(テレビ歌唱はほぼ皆無、シークレットライブが1回あるだけ)思い出すだけでもREV.、T-BORAN、ZYYG、MANISH等々のバンドが存在していました。

WANDS、B'sが爆発的に売れている中、ちょっと風合いが違ったのがDEENでした。デビューでNTTドコモ ポケベルのCMソング「このまま君だけを奪い去りたい」で一気に有名に。他のバンドがロック調であったのに対し、ボーカルの池森さんの鼻にかかった甘い声質、楽曲がPOP寄りだったためか独自の存在感を放ち長きに渡り活躍され、活動中止もなく現在まで継続的に活躍されているバンドです。ZARDの男性版のような感じでしょうか?似たような感じでFIELD OF VIEW(「突然」で有名)がいました。こちらは短かったです。

一気に聴いても飽きない彼らのベスト集。お勧めする曲、それ以外の名曲も詰まっていて40代の人ならほぼ半分はどこかで聴いた曲です。
DEEN The Best FOREVER ~Complete Singles+~


さてこのDEENの楽曲は今聴いても全く色褪せない名曲がかなりたくさんあります。今でも若くてデビューほやほやならばかなり売れているだろうと思うほど。今からでも遅くない、今聴いておきたいDEENの名曲を5曲ほどご紹介したく思います。バラードの名曲が多く、当時クラシックしか聞いてこなかった私にもすっと心に入ってきた名旋律と名歌唱です。B'sの稲葉さん、WANDSの上杉さん、そしてDEENの池森さんの声質と歌の巧さはやはりずば抜けていた。歌番組やライブでも口パク無しで滅茶苦茶うまい。DEENは加えてバンドとして、どこかほのぼのとした一体感があって素晴らしい。では。

〇「このまま君だけを奪い去りたい」
まずはこれ。デビュー曲にして最大のヒット曲。この楽曲に合う声質をプロデューサーが探していたら池森さんを見つけたとのこと。当時飛ぶ鳥を落とす勢いの織田哲郎作曲、WANDSのボーカル 上杉昇が作詞。「明日から君たちはDEENだ」といわれて即席バンドを結成、歌ってCDになったら一夜にして売れっ子にというジャパニーズドリームだったとは、今日のインタビューを読んで知りました。今聴いても全く色褪せない。今のCMで使用しても古さを感じさせない名曲です。

この曲、作詞・作曲の両名がセルフカバーしてそれぞれ自身のアルバムに録音もしています。ただやはり池森さんの声が一番合う。

〇「SUNSHINE ON SUMMER TIME」
DEENといえばバラードというイメージをようやく崩せたのがこの曲ではなかろうかと私は思っています。10thシングルでアサヒビールのCM曲として使用されました。夏曲でどこかTUBEの匂いも漂わせる元気になれる曲。このちょっと前の「LOVE FOREVER」と悩みましたが、こちらの方が突き抜けている。

DEENはBeing系バンドとしては珍しくTV出演が結構ありました。それほど出しても問題のない演奏力と歌唱力を持っていたという証左かもしれません。

〇「夢であるように」
13thシングルでプレステのゲーム「テイルズ オブ デスティニー」の主題歌でゲームにもDEENが出演。ゲーム人気もあり未だにこの曲の人気は別のところで高いという不思議な曲。ミディアムテンポで池森さんの伸びのある声が生きている曲です。よくある恋愛別れ歌なのですが、どこか清々しさが残るのがDEENの特徴。

この曲は作詞 池森秀一、作曲はDEEN。提供曲を歌うことから自分たちで全て楽曲作成したという点でもターニングポイントとなった曲です。(作詞は池森が担当することはそれまでもあった)





〇「君さえいれば」
15thシングル。当時活躍していた小松未歩提供の楽曲でこれも珍しいアップテンポな曲。軽快で切れのあるリズムとギター担当 田川さんの切れのいいギターが耳に残る。DEENらしくないといえばそうですが、こんな曲もできるんだという幅の広さをかっこよく見せつけてくれます。この曲で長く在籍していたBeing傘下のB-GRAMから外れることとなる。円満移籍だったみたいです。

提供者の小松未歩さんもセルフカバーしていましたが、やんわりとした声で不思議感満載な全く違う曲になっていたのは驚きでした。

〇「君の心に帰りたい」
5曲じゃ無理だ。と思いながら最後の曲はシングル曲でなくアルバム曲。アルバム「I wish」に含まれるだけでベストに選ばれることもないけど、DEENの得意とする名バラード。同アルバムの次の曲は「ありったけの笑顔」というこれまた名曲。こちらもyoutubeにもいい音源が無いけど名曲。DEENのアルバムの中でこの「I wish」が一番優れたアルバムだと個人的には思っています。


上記はDEENの初期から中期の曲で、最近の曲がありません。しかし、この後も「哀しみの向こう側」「Celebrate」「Christmas time」などの名曲もありますし、初期でもポカリスエットで有名な「翼を広げて」等々泣く泣く挙げなかった名曲があります。

最後の最後に裏名曲。DEENのアルバムに含まれず、シングルカットもされていないという謎の名曲を1曲。「未来のMemories」という宇徳敬子さん(元Mikeの方ですよ)とのデュエット曲。この曲素晴らしい曲にもかかわらず、なぜか「踊れポンポコリン」でおなじみB.B.クィーンズのベストアルバム「LEGEND~See you someday~」(2012年発売)にだけ収録されているのです。ライブでもほとんど歌われていないと思います。声質の似ている池森さんと宇徳さんの絡み合いが見事な壮大なバラードで、DEENの中でも一番といってもいいくらいの出来。

サビの部分、美しく感動的ですが、どこか、どこか松田聖子さんの「Sweet memories」に似ている、後半がDEENの初期の曲「永遠をあずけてくれ」にも似ていますが、そんなことはどうでもいいと思うほど完成度が高く何度聴いても飽きない。声にも聴き惚れてしまう、ミュージカルの1曲といわれても疑うことは無い名曲です。ちなみに私は宇徳敬子さんも好きなのでした。そりゃたまらん訳です。

全体的にどこかクラシカルな曲調が私の波長に合うのかもしれません。デビューした時から本当に好きでよくカラオケでも歌ったものです。このカラオケにも行くことのできないコロナ禍の中、逆に歌いに行きたくなるDEEN推しの拙いブログでした。





posted by 悩めるクラヲタ人 at 23:32| J-POP | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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